四国会
四国会活動報告
認定研修会【ハイブリッド】個人課税の誤りやすい点について (その1)(2024/10/10)
2024/10/22
- 日 時
- 2024/10/10 13:30~16:30
- 場 所
- ちより街テラス 貸会議室4
- テーマ
我々税理士は、実務面での対応を尊重するあまり、ややもすると経験によって処理をしてしまいがちです。
しかし、税制は、租税法律主義のもとで、法令の規定がどのようになっているのか、また、どのような趣旨のもとに法令が規定されたのか、さらに運用面においてどのような争いが生じてどのような判例があるのかを確認することも非常に重要です。とりわけ個人課税については、毎年、限られた時期に大量の処理を裁かなければならないため、誤りを回避するシステムを構築しておくことが、専門家として求められます。
今回は、所得税と消費税に関して、誤りやすい事例に対して法令の適用関係を確認し、併せて確定申告に際して必要なチェック項目を確認していきます。 (植田 卓)- 講 師
税理士
MJS税経システム研究所顧問
植田 卓 氏- 内 容
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1.設 例
(1)過年度の還付申告書の提出期限
(2)遺産分割の確定による所得税の更正の請求
(3)源泉徴収のある特定口座に対する更正の請求
(4)生計を一にする親族への対価の支払い
(5)個人事業の廃止と消費税
(6)一時所得内における通算の可否
(7)雑所得内における通算の可否
(8)譲渡所得内における通算の可否と生活に通常必要でない資産の譲渡
2.誤りやすいチェックポイント
(1)申告全般に関する事項
(2)各種所得金額の把握
(3)所得控除関係
(4)所得税額控除関係
(5)その他